先日5/19、宜野湾市・ユニオンですからスタジアム宜野湾にて「第19回FOT全沖縄空手道選手権大会」が開催されました。
今回、陽明館与那原道場から神谷汰星、山城憲次郎、中村笑子が出場。

まずは汰星から。
初戦は日頃の成果がよく出た気持ちいい展開で見事勝利。
続く２戦目では上段技ありを２つ貰ってしまい敗退となりましたが、迷いのなく堂々と落ち着いた動きは次回への期待が大きく高まるものでした。

そして憲次郎。
勢いたっぷりで繰り出される怒涛の攻撃に対し「退がらない」姿勢で踏ん張りましたが判定は甘くありませんでした。しかし今回の優勝者に果敢に挑む黄帯の闘志は多くのギャラリーに強い印象を残したに違いありません。

最後は笑子。
女子ならではの激しい接近戦、初戦はローキックを軸に押し合いを制し勝利を収めましたが、決勝では逆に手数と勢いに押し負け場数の違いを見せつけられる結果となりました。とはいえ多々見受けられた押しきれそうな場面展開も今後はさらに精度を上げられることでしょう。

結果として入賞者は出ませんでしたが、これまで上級クラスで活路を開くのに苦労してきた大会出場メンバーの確かな成長を感じる大健闘の連続でした。よって今まで以上に今後の課題が浮き彫りになる実りある大会だったように思います。

そして負けてからもそれぞれの階級の決勝戦をジッと見つめるその目に今後の伸びしろしか感じさせない「意識の高さ」も感じました。こうやって大きな一歩を踏んで成長していくのだと思います。みんなで頑張ろう！

本当にみなさんお疲れ様でした、次に向けてこれからも稽古に励んでいきましょう。 またご父兄の皆さまはじめ応援して頂いた皆様、ありがとうございました。

そして最後に、今回も対戦して頂いた選手の皆さまとそのご父兄・先生の皆さま、そして運営の方々に大きな感謝を、押忍！